Hot Air Balloon 熱気球
Date: 4.11.2017
Tag : 青年海外協力隊 青年海外協力隊/学校
今回はちょっとした活動の話。
今週で今学期(2学期)が終了し、今週末よりイースター休暇に入ります。
今日が期末の試験の最終日。
ってことで、最後に何かやりたいなーっと思い、
ゴミ袋を繋ぎ合わせて作る、熱気球をメインの中学校で飛ばしてみました。
このゴミ袋熱気球の原理としては、
1. 黒いゴミ袋を利用し、その中に空気を送り込み巨大ゴミ袋を膨らませる。
2. 太陽の光が当たるところにもっていき、ゴミ袋内の空気を温める。
3. 黒色のごみ袋を利用することで、太陽の光の熱を吸収しやすくする。
4. 空気は温められると、軽くなり、浮力を得て、上昇していく。
5. ゴミ袋内の空気がゴミ袋の外(大気)より暖かくなることで、
袋内の空気が軽くなり、上昇していく。
といった流れです。
本物の熱気球のように、
小さめのごみ袋を用意して、袋の下方にキャンドルなどで火をつけて、袋の中の空気を温めるといった方法もできるのですが、
今回はダイナミックに大きい熱気球を飛ばしてみたかったので、太陽の力を借りることにしました。
これはガーナに来る前に、
理数科教育の技術補完研修にて、物理実験はダイナミックにやらないとダメだと、教わったこともあり、大きい熱気球を飛ばそうと至りました。
完成した巨大ゴミ熱気球はこちら。
結果、熱気球は飛ばず失敗に終わってしまいました。
熱気球の作成は、生徒に主にやってもらいました。
ゴミ袋同士のつなぎ目が甘かったのもあり、巨大ゴミ袋には小さな穴がたくさんあり、
空気が抜けてしまって、飛ぶことはできませんでした。
熱気球を飛ばす事には失敗しましたが、
生徒達が、なんで飛ばないの?っと疑問に思って質問してきてくれたことが、
うれしく思いました。
ガーナでは小中学校ではこのような実験系はほとんど実施されません。
理科は、基本は理論の暗記で終わってしまいます。
今回の実験を通して、生徒が「なぜ?」と疑問に思ってくれたことは素直にうれしかったです。
また、最後まであきらめずに何とか飛ばそうとしている生徒もいました。
こういった探求心を刺激できたこともよかったなと思いました。
失敗から、何故?と疑問に思い、次の成功に繋げてほしい。
次学期に再挑戦することを宣言し、
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初めまして。チャイルドスポンサー制度?で支援するチャイルドが暮らす地域を調べていたらこちらのブログにたどり着きました(*^-^)
返信削除ガーナの子供たちがどんな暮らしをしているのか、制限があるなかでギフトを送るならどんなものがいいのかわからずにいたので、ガーナの生活が少しでもわかるのはとてもありがたいです。
なれない環境で大変なことも多いと思いますが、頑張ってください。
慣れた日本でのみ生活をしている者からすると、本当に尊敬します!
そして、私のような者のためにもガーナの生活を発信して頂けたら嬉しく思います。