ガーナの遠足
Date: 4.04.2017
Tag : 青年海外協力隊 青年海外協力隊/学校
今日はうちの中学校の遠足を紹介!
日本の遠足のイメージは、
お弁当もって、お菓子も少しもっていって、公園 or 山 or 観光施設などに行くイメージでしょうか?
ではガーナの遠足とはどんな感じでしょう?
遠足当日
まず、いつも通り朝7時半頃に中学校に登校します。
そんな今日は中学校2年生の遠足の日。
8時、9時、10時となっても一向に遠足に出発する気配はありません。
先生&生徒達も特に授業をやるわけではなく、思うがままに時間を過ごしています。
今日は本当に遠足があるのだろうか?
っと疑問に思っていると、11時半頃遠足に行くと声がかかりました。
行先は隣町。
車で10分ほど。。とても近いですね(笑)
大人数で歩いていくのは大変なので、
トロトロ(こちらのバスのようなもの。バンです。普通の車です)をチャーターし、
隣町まで移動します。
一度に全員は乗り込めないため、2往復のピストン輸送。
行先は隣町とは聞いているけれども、具体的にどこにいくの?
っと聞いても、ホテルだっとしか答えがない。
遠足でホテル?っえ?っという感じで、全然意味がわからない。
そーいうふうに思っているうちに、
隣町に到着。
主に遠足として、2か所を訪れました。
1. 水処理施設
水処理施設(Safe water)
生徒達が見学中
水処理施設を見学。
うちの村(トパリメ)を含む、近隣の村へ供給している水を処理しています。
水源はボルタ湖(人口湖)より。
水処理過程としては、
① フィルタレーション
② 塩素処理
と2工程を行っているようです。
塩素処理
概要
その後、各村にある共用の水道へと地面の下にあるパイプを通して供給されていく。
村の人々はこれをセーフウォーターと呼んでいます。
熱処理がされていないため、この水を料理&飲料用とする場合は、
加熱処理が必須となります。
そのため、飲料用とするときはいつも沸騰させた後に飲んでいます。
2. ホテル見学
ホテル玄関
ホテル敷地内
水処理施設見学の後は、本当にホテルに行きました。
このホテルは現在建設中(一部完成しており、すでに営業している)なのですが、
とても綺麗で、周辺で1番新しいホテルとのこと。
プールもあり、とても綺麗です。
そのホテル見学が遠足の一部らしい。ちょっとびっくり。
このホテルのオーナーさんが生徒達を各部屋を案内し、
ホテルについて詳細に説明をしてくれました。
また、このホテルでは、水処理施設から送られてきた水をさらに施設内で濾過して、
各部屋にポンプで送っているとのこと。
生徒達はホテルの部屋のベッドへダイブ、シャワーの水を浴びる、
プールに浮かんでいるボールで遊びなど、
やりたい放題(笑)
でもホテルのオーナーさんは怒らない。こーいうものなんでしょうか^^;
生徒達はとても楽しそうでした!
プールサイドで遊ぶ生徒達
その後、ホテル内でお昼ご飯を食べます。
お昼ご飯は近くの露店から購入してきたものです。
遠足といったらお昼ご飯
お昼ご飯を食べ、集合写真を撮って
遠足は終了となりました。
日本の遠足とは少し異なりますが、
ガーナの遠足は社会科見学?のような、生徒達にとって楽しいイベントとして
終了しました。
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