石運び ~ 学校の収入源 その 1 ~
Date: 12.06.2016
Tag : 青年海外協力隊 青年海外協力隊/学校
ッウド!⛭(現地語のエウェ後でこんにちはの意味)今日は任地の中学校で生徒達が行っている石運びについて紹介します。
っえ石運び!?何?っと思う方が多いかと思います。
石運び?
- 政府の教育予算の95%以上が先生の給与などになります (参考:以前の投稿「ガーナの教育状況」)
- そのため、学校はお金がないのが現状
- 各学校でお金を得ようと色々と取り組みをしている
- その一つが石運び
- 建物を建設予定の現場へ、学校の校庭や敷地内で集めた石を生徒達が運ぶ
- この石は建築用として使われる
- 石を建設予定現場に運んで、石を売り、お金を得る
学校がお金を得るための1つの方法として石運びを行っています。
得られたお金は、サッカーボールや楽器などの購入費として、学校の備品購入に使用されていきます。
2. それを頭の上に乗せて運んでいく
3. テクテクと進み
4. 林の中へ入り
5. 建設予定現場へと石を運ぶ
このような石運びの作業は定期的に行われているようです。
近くの公立小学校でも同様の事が行われていました。
ただこの石運び、、、
作業が行われるときは全生徒が一斉に、授業を中止して行います。
授業が行われなかった分を他で補うという事は一切ありません。
授業を時間を削って、作業を行うというのが少しひっかかる部分でもあります。
しかし、学校がお金を得るための作業のため、なんとも言えません。
見ていると、生徒たちはひたすら作業をしているだけっと言った感じなので、
この石運びの作業の中からでも、
何か生徒達が学べる事はないのかな~っと模索中です。
つづき→ 燃料作り~学校の収入源 その2~
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